場面緘黙症とは

はじめまして、私は、40代なかばの男性です。

このブログは、場面緘黙症を一人でも多くの人に知ってもらいたいという思いから作りました。

まず、場面緘黙症と言っても、私自身が知ったのが数年前、40を過ぎてからというぐらいに、認知度が低く知らない人も多いと思いますので、場面緘黙症とは?ということろから。

場面緘黙症とは、言語や知能の発達に問題はないが、特定の状況(場所・相手・活動内容など)においては話せない、という症状を言います。場面緘黙症の子どもの殆どは、家では家族と普通に話をしますが、学校や幼稚園などでは全く喋らない、喋ったとしても小声で、ごく限られた相手とだけ話す、という状態になります。
場面緘黙症は、話すことに対する不安や恐怖心が引き起こす、心理的な障害です。場面緘黙症の子どもにとっての恐怖とは、「話すことを期待される、ある決まった状況・場所において、自分が話しているところを聞かれる、または見られることに対する恐れ」であり、場面緘黙症を恐怖症の一種ととらえる研究者も多くいるようです。広汎性発達障害や学習障害・自閉症・アスペルガーなどとは異なりますが、これらの障害を併せ持つ子どももいます。

以前は、子どもが自ら「話さない」ことを選択していると考えられていたために、頑固だ、とか、反抗的だ、という見方をされることが多かったようですが、後に、彼らは「話さない」のではなく、不安や恐怖心から、「話せない」のだということがわかってきました。

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私自身うまく説明できないので、ざくっと引用させてもらいましたが、自分が話したくても話せないという症状です。

私は、高校を卒業するまで、この場面緘黙症に悩んできました。

当時は、このような症状があるというのは殆ど知られていなかったと思います。

もし、適切な治療を受けることができていたら、もっと違う人生を歩んでこれたのかもしれないと思うことが多々あります。

ぼちぼちになるかと思いますが、場面緘黙症について、場面緘黙症の子が大人になったらどうなるのかなど書いていこうと思います。

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